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2009.12.15定例社長会見(平成21年12月・名古屋)

◆タワーズプラザ開業10周年
 
 JRセントラルタワーズは1999年12月20日にビル本体が竣工し、スカイシャトルをはじめとしたビル設備やオフィスが稼動開始、その3日後にタワーズプラザレストラン街16店舗がオープンしました。また3月にはジェイアール名古屋タカシマヤ、5月には名古屋 マリオットアソシアホテルがそれぞれ開業しました。
 
 したがって、タワーズ12・13階の「タワーズプラザ」は、この12月23日をもって開業10周年を迎えることから、これを記念して各種イベントなどを計画したのでお知らせします。
 
 まず、タワーズプラザレストラン街において、12月21日(月)から来年1月17日(日)までの間、期間限定の「10周年記念得選メニュー」をご提供します。
 
 例えば12階『大かまど飯 寅福』では、春の産卵に備えて脂の乗った旬の味覚“ぶり”と京野菜の天麩羅を合わせ、寅福自慢の大かまど飯と共に「京野菜天麩羅と寒ぶりのお刺身御膳」と銘打ったメニューをご用意するなど、全40店舗でそれぞれ工夫を凝らしたメニューを取り揃えて皆さまのお越しをお待ちしています。
 
 また、このタワーズプラザレストラン街の10周年を記念し、この10年間のご愛顧に感謝を込めて、レストラン街でお食事をされたお客さまに抽選でお食事券をプレゼントするキャンペーンを実施します。
 
 タワーズプラザレストラン街の全40店舗で、来年1月5日(火)から2月1日(月)までの間に500円以上のご利用で、ご利用人数分の応募券をお渡しします。この応募券に必要事項を記入して館内設置の投函箱に投函していただき、1週間ごとに抽選のうえ、延べ2,740名のお客さまに5千円から2千円のお食事券、総額600万円分をプレゼントします。
 
 さらに、現在、高山線・中央線・紀勢線の遠方からのお客さまを対象に、乗車券・特急券とタワーズでの食事・商品券をセットにした「ハッピー名古屋往復きっぷ」を発売していますが、今回、新たに豊橋地区において、豊橋〜名古屋間の新幹線往復きっぷと「JRセントラルタワーズ」でご利用になれる食事・商品券(1,000円分)をセットにした「新幹線名古屋往復きっぷタワーズパック」を期間限定で発売します。
 
 発売期間は、12月19日(土)から来年1月11日(月・祝)の計24日間。乗車日当日の発売で発売当日に限り有効のきっぷです。設定区間は、「豊橋駅−豊川駅間及び二川駅」から「名古屋市内」の往復で、発売価格は大人お一人さま2,900円と大変お得です。
 
 以上がタワーズプラザ開業10周年の催しですが、3月にはジェイアール名古屋タカシマヤ、5月には名古屋マリオットアソシアホテルがそれぞれ開業10周年を迎えるにあたって、この節目を盛り上げる催しなどの企画を進めています。それぞれの詳細については、今後、お知らせいたします。
 
 なお、この年末年始もタワーズでは、来年1月6日(水)までタワーズライツを開催するとともに、ジェイアール名古屋タカシマヤでは様々な催しを行います。
 
 タワーズライツ2009に登場するキャラクターのグッズを販売するイベント、「東京キャラクターストリート@Takashimaya」を8・9階で12月25日(金)まで行っています。
 
 さらに、12月25日(金)まで、各種クリスマスギフトを揃えた「2009タカシマヤクリスマス」を全館で開催するとともに、10階催会場では、18日(金)〜26日(土)の間、ロマンチックな北欧雑貨やファッション、グルメなどを取り揃えた「It’s Scandinavian! 北欧展2009」を開催するなど、クリスマスムード一色に包まれます。
 
 おかげさまでタワーズは名古屋のランドマークとして定着し、ジェイアール名古屋タカシマヤの累計来店者数は、約3億7千万人(今年11月まで)と多くのお客さまにご利用をいただいてきました。
 
 10周年を迎えるJRセントラルタワーズを今後ともご愛顧いただきたいと思います。
 
※詳細はこちらをご覧ください。http://jr-central.co.jp/news/release/nws000434.html
 
 
◆ 今年の振り帰りと来年の展望について
 
 今年も残すところあと半月ほどとなりました。本年を振り返るとともに、来年の展望を述べたいと思います。
 
【今年の振り返り】
 
 今年は、年度初から世界同時不況の影響により厳しい年になると予想し、鉄道輸送量も概ね対前年上期90%、下期95%と見込んでスタートしました。予想通り国内景気は低迷したうえ、さらに春の新型インフルエンザの流行や高速道路料金値下げ等による影響を受けるなど厳しい経営環境でした。当社では、鉄道事業における安全・安定輸送の確保を最優先に、グループ全体の総合力を結集して質の高いサービスの提供と収益力の強化に取り組みました。その結果、輸送動向は当初の見込みからわずかに下回ったものの、大きく外れることなく、現在の新幹線輸送量は対前年90%で推移しています。
 
 東海道新幹線では、N700系車両の集中的な投入を進めた。3月には「のぞみ」の更なるサービス充実を図ったダイヤ改正を実施するなど輸送サービスの向上に努め、在来線では名古屋地区の都市圏輸送を中心としたダイヤ改正を実施するとともに、ATS−PT導入に向けた工事を着実に進めました。
 
 営業面では8月に「EX−ICサービス」の山陽新幹線への利用区間拡大や、法人会員の皆様に対するサービスを開始し、総会員数は150万人を超えました。
 
 関連事業では、グループ会社による農業事業への参入について、愛知県常滑市におけるレタス・トマトの栽培施設が完成したほか、岐阜県高山市におけるタカネコーンの初収穫など順調なスタートを切りました。
 
 東海道新幹線バイパスの実現に向けた取り組みについては、4項目調査を着実に進め、東京都・大阪市間の工事費、輸送需要量などのデータを作成するとともに、関係各都府県に精力的に説明しました。さらに、7月には国土交通省の超電導磁気浮上式鉄道実用技術評価委員会より、営業運転に支障のないレベルに到達しているとの評価をいただきました。
 
 また、海外高速鉄道プロジェクトへの対応体制として「海外高速鉄道プロジェクトC&C事業室」を設置し、11月には当社の高速鉄道技術を紹介する高速鉄道シンポジウムを開催、同日夜にN700系による330km/hの実証運転を行いました。
 
 さらに、8月に、平成23年春の開業を予定しているJR東海博物館(仮称)の本格的な工事に着手した一方で、11月1日(日)には、佐久間レールパークが大盛況のうちに18年間の歴史に幕を下ろしました。
 
【来年の展望】
 
 世界規模の経済不況は引き続いており、来年の日本経済も厳しい状態が続くものと考えられます。そうしたなか当社は、安全・安定輸送の確保を最優先に輸送サービスを充実するとともに、業務執行全般にわたり知恵を絞り、効率化と低コスト化を徹底し、経営体力の充実を図ります。
 
 東海道新幹線では、引き続きN700系車両の投入を進め、輸送サービスの充実を図るとともに、輸送の弾力性向上のため新大阪駅の大規模改良工事を着実に推進します。加えて、地震対策として脱線・逸脱防止対策を推進します。
 
 在来線では、引き続きATS−PTの導入に向けた工事を進めるとともに、来年度からいよいよ始まる新型車両への取替を着実に進めます。
 
 営業面では、来春にTOICAへの電子マネー機能追加、TOICA定期券による新幹線乗車サービス等を開始するとともに、京都や奈良への観光キャンペーンの展開や、「エクスプレス予約」や「トーキョー☆ブックマーク」などインターネットを活用した販売によるご利用拡大に努めます。
 
 さらに、東海道新幹線のさらなる乗り心地向上の検討など、引き続きより高いレベルの安全性やサービスの提供に向けた技術開発に取り組むとともに、海外高速鉄道プロジェクトへの事業展開の具体化を進めます。
 
 関連事業では、既存事業の強化を図りながら、名古屋駅新ビル計画を推進するほか、来春、常滑市においてレタス・トマトが初出荷を迎える農業事業の定着化を図ります。
 
 そして、超電導リニアによる東海道新幹線バイパスの実現に向けた取り組みを着実に推進するとともに、山梨リニア実験線の設備更新及び延伸工事等を着実に進めていきます。
 
 来年も、当社の使命を果たすため一層の努力を続けていきますので、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 

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  • ※【社長会見】の記載のあるものは、定例記者会見にてリリースしたものです。
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