2010.02.01東海道新幹線 品川駅〜小田原駅間における停電の原因について
1.発生日時
平成22年1月29日 13時49分頃
2.場所
東海道新幹線 品川駅〜小田原駅間
3.概況
1月29日13時49頃、品川駅〜小田原駅間の上下線で停電が発生しました。調査したところ、新横浜駅〜小田原駅間、(横浜市神奈川区羽沢町)下り線の補助吊架線が切断していました。
また、現地近くに停車していた「こだま659号(300系16両編成)」の屋根上を点検したところ、12号車パンタグラフが破損し、舟体はパンタグラフガイシオオイ内部、上枠は線路脇で発見されました。
4.検査履歴
新製 平成09年6月25日
全般検査 平成20年4月09日
台車検査 平成21年8月09日
交番検査 平成22年1月15日
仕業検査 平成22年1月27日
5.原因
1月27日の仕業検査後に、当該パンタグラフ舟体の取替えを実施した際に、当該車両12号車のパンタグラフ舟体と上枠の締結忘れにより、走行中に舟体がパンタグラフガイシオオイ内部に落下、上枠が上昇して補助吊架線を支える金具(補助アーム)と接触、補助吊架線が切断したと推定。
6.対策
部品の数量管理、作業記録の改良を実施する。
※詳細は別紙をご覧下さい。
「東海道新幹線 品川駅〜小田原駅間における停電の原因について」 ( 128kb / PDFファイル)
「別紙」 ( 465kb / PDFファイル)
- ※ニュースリリースに掲載している情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承、ご注意をお願いいたします。 - ※一部のニュースリリースについては、一定期間をもって更新・削除をさせていただく場合もあります。
- ※【社長会見】の記載のあるものは、定例記者会見にてリリースしたものです。