2011.05.30【社長会見】東海道・山陽新幹線車両 N700Aの概要及び投入計画について
当社では、700系の置き換え車両としてN700系以降の技術開発成果を採用した、N700A(N700系1000番代、「A」はAdvancedの略)を下記のとおり製作、投入します。N700Aへの置き換えにより、さらなる省エネルギー化を実現します。
1.N700Aの特徴(別紙)
(1)さらなる安全安定輸送の実現
・中央締結ブレーキディスクの搭載
安定した、より強いブレーキ力を実現
・台車振動検知システムの搭載
さらなる信頼性向上のため、全台車の状態を常時監視
・定速走行装置の搭載
ATC信号に沿った、より安定した運転を実現
(2)700系との置き換えによる省エネルギー化
N700AはN700系と同等の省エネルギー性能を有しており、700系から置き換えることで、
編成あたりの比較で19%の電力消費量の削減になります。
2.投入計画
・平成24年度6編成、平成25年度7編成の計13編成。
・投入後は、JR東海所有の新幹線車両の約7割がN700系タイプとなります。
3.概算費用
約660億円(車両製作費用、補修部品の費用を含む)
※詳細は別紙をご覧下さい。
「東海道・山陽新幹線車両 N700Aの概要及び投入計画について」 ( 609kb / PDFファイル)
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