2011.12.01東海道新幹線運転士が運転操縦中に私用の携帯電話を扱った事象について
東海道新幹線運転士が、運転操縦中に私用の携帯電話を扱うことを禁止されているにもかかわらず、扱った事実が判明し、
その後、社内調査を進めてまいりました。調査が完了しましたのでその結果について、お知らせいたします。
1)事象発覚の経緯
平成23年11月22日(火)19時24分頃、豊橋駅〜浜松駅間を走行中の「のぞみ252号(新大阪18:07発、東京20:43着)」
の運転士が運転操縦中に私用の携帯電話を扱い、メールを送信していました。これを受信した別の社員が23日管理者に報告した
ことにより、事実がわかりました。
2)社内調査の実施等
これをうけ、当該運転士をはじめ、全運転士に聞き取り調査(期間:11/24〜11/30)を行った結果、当該運転士を含め新幹線運転士
8名が運転操縦中に、私用の携帯電話を扱っていたことが判明しました。
この件については、本日12月1日(木)に、国土交通省および関東、中部、近畿の各運輸局に報告いたしました。
また、本日、中部運輸局より警告書を受け取りました。
※運転操縦中の運転士が私用の携帯電話を扱うことは省令に違反します。
3)今後の対応
・ 今回の事象は、省令および会社の指導に反するものであり、関係者に対して厳正な処分を行います。
・ 今回の事象を踏まえて、全乗務員に対して調査の過程で改めて個人指導等を行いました。
・ また、運転操縦中に私用の携帯電話を扱うことが、省令および社内規程に違反することについて
改めて教育を徹底し、乗務点呼時等に私用の携帯電話の電源が切れていることを随時、確認するなど、
今後とも再発防止につながるよう指導して参ります。
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