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2013.06.12【社長会見】南海トラフ巨大地震 津波避難対策について

 平成25年5月30日に公表された南海トラフ巨大地震に伴う津波浸水想定域図(愛知県内)を踏まえ、当社の津波避難対策における「津波危険予想地域」について、以下の見直しを行います。

○当社のこれまでの津波避難対策
 (1)津波危険予想地域の設定
   ・自治体によるハザードマップをもとに津波到達が予想される地域を津波危険予想地域に指定。
   ・津波警報発令時には、
     上記地域内新たに列車を進入させない。
     指令による指示、もしくは乗務員の自主判断(*)によりお客様を誘導。
      *:海岸線の異変、地域防災無線の放送又は住民の避難行動を認めた場合、指令との無線が不通となった場合など

 (2)避難ルートの明確化
   ・上記地域内の線路脇約100mおきに避難場所までの方向を示した「津波警標」を設置。
   ・視認性を向上させ、一目で避難方向が理解できるよう「津波警標」を改良。
   ・上記地域内を乗務するすべての乗務員に避難場所、ルートを示した「津波避難地図」を常時携帯させ、お客様を誘導。
   ・津波避難に対応した「避難場所案内図」を上記地域内の全駅に掲出予定。

 (3)その他
   ・地震等により停車した際、運転士の安全確認により、津波の恐れのないところまで迅速に列車を移動させることを明確化。
   ・全編成に「発電機能付き携帯ラジオ」を搭載完了。
   ・全編成に「避難梯子」を順次搭載。

○見直し内容
  ・愛知県内の東海道線および武豊線の約5km(4区間)を、新たに津波危険予想地域に追加指定するとともに、
   「津波警標」を追加設置し、「津波避難地図」を作成します。
  ・東海道新幹線に対する津波危険予想地域の指定はありません。

○見直し時期
  平成25年7月末

※詳細は別紙をご覧下さい。
「南海トラフ巨大地震 津波避難対策について」 ( 180kb / PDFファイル)

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  • ※ニュースリリースに掲載している情報は、発表日時点のものです。
    現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承、ご注意をお願いいたします。
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  • ※【社長会見】の記載のあるものは、定例記者会見にてリリースしたものです。
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