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2013.09.26【社長会見】東海道新幹線N700系車両の改造工事の進捗

 本年2月8日、東海道新幹線では最新・最高の車両であるN700Aをデビューさせました。平成28年度末までに31編成の投入を予定しており、現時点で9編成の運用を開始しています。本年4月からは、N700系全80編成についても、安全性と安定運行のサポート機能を強化するため、N700Aに採用されている機能の一部を取り込む改造工事を実施しています。
 東海道新幹線においては、これまでにない大掛かりな車両改造工事であるため、当社「浜松工場(浜松市南伊場町)」では専門チームを設け、平成27年度までの3年間、約230億円をかけて実施しています。現時点で12編成の改造を完了しています。

1.主な改造内容
 (1)安全性の向上
   ・中央締結ブレーキディスク・・・ブレーキ力を約15%向上
   ・地震ブレーキシステム・・・地震発生時に停止に要する距離を1割程度短縮

 (2)安定性の向上
   ・定速走行装置・・・列車ダイヤが乱れた時の運行をサポート(遅れの早期回復)

 (3)その他
   ・空気タンクや付随する配管類など、1編成あたり1万点を超える部品を取り付け

2.改造計画と現在の進捗状況
    25年度 32編成
    26年度 37編成
    27年度 11編成
     計    80編成

    ※浜松工場での全般検査に合わせ、約1カ月弱の工期で改造実施
    ※平成25年9月26日現在、9編成を運用中。

※詳細は別紙をご覧下さい。
「東海道新幹線N700系車両の改造工事の進捗」 ( 371kb / PDFファイル)

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