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2014.02.13【社長会見】名古屋工場の耐震化及び設備更新について

 在来線の地震対策については、高架橋柱・橋脚の耐震補強、落橋防止工の設置、地震情報早期伝達システムの導入、駅舎等の耐震化などの施策を着実に進めてきました。
 このたび、当社在来線車両の全般検査※1・重要部検査※2を実施できる唯一の工場である名古屋工場についても、耐震化を行うこととしました。名古屋工場は大正13年に現在の地に移転して以来、部分的な改良は行ってきましたが、今回の耐震化工事にあわせて、機械等の設備の更新を実施するなど、初めて大規模な改修工事を行います。全般検査等を実施しながら工事を行いますので、長期にわたる工事となりますが、着実に実施します。

 ※1:全般検査 ・・・・・8年以内に実施する車両全般のオーバーホール。
 ※2:重要部検査 ・・・4年以内または走行60万km以内(電車)、50万km以内(気動車)に実施する、
                車両の重要な装置のオーバーホール。


1.工事概要
 (1)建物の建替・補強
    工場内の建物について、必要な耐震性を確保するため、建替または耐震補強を行います。
     ・建替を行う建物の延床面積 約1.4万u
     ・補強を行う建物の延床面積 約2.3万u

 (2)検査・修繕を行う機械設備の更新・改良
    耐震化にあわせて、車両の検査・修繕に使用している機械設備の更新・改良や修繕ラインの見直しを行います。
    これらにより、より質の高い検査ができるようにするとともに、労働災害の起きにくい環境にするなど、
    一層、安全・安定輸送に貢献できるようにします。
     ・更新、改良する機械設備 110台

 (3)LED照明導入等に伴う省エネ化
    省エネ対策として、高天井用のLED照明や、高効率の変電設備を導入することで、工場全体の電力使用量を
    約2割削減します。

2.概算費用   約180億円(付帯費用含む)

3.工    期   平成26年2月〜平成34年3月

※詳細は別紙をご覧下さい。
「名古屋工場の耐震化及び設備更新について」 ( 448kb / PDFファイル)

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  • ※【社長会見】の記載のあるものは、定例記者会見にてリリースしたものです。
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