2014.09.25社員による偽造乗車券類の使用について
今般、当社社員が偽造した乗車券類を使用し、逮捕・起訴される事象が発生しました。
鉄道業に従事する者として許されない行為であり、当社として事実関係を詳細に確認した後、厳正に対処しました。
あわせて、再発防止に向けて取り組んでまいります。
※乗車券類:乗車券・特急券・急行券・特別車両券・寝台券等の総称
1.事象の概要等
○当該社員:名古屋運輸所 新幹線運転士 男性・31歳
○日 時:平成26年8月14日 16時8分頃
○場 所:東海道新幹線 品川駅南口
○概 要:
・8月14日に私用で新幹線に乗車した当該社員から、有人の改札にて乗車券類を持ち帰りたいとの申告があり、
改札社員が乗車券類を確認したところ、偽造の疑いがあったため、事情を聴き取りました。また、聴き取りの中
で当社の社員であることが判明しました。
・当該社員が不正な乗車券類の使用を認めたことに加え、一貫して他者から譲り受けたと主張したため、警察に
通報して対応を依頼しました。翌8月15日朝、当該社員は警視庁高輪警察署に逮捕されました。
・当該社員は9月4日に起訴されました。(罪名:詐欺未遂)
・その後、当社が当該社員に対して事実関係を詳細に確認したところ、乗車券類用の原紙を駅から不正に持ち出し、
自宅のプリンターで偽造したことを認めています。
○偽造・使用した乗車券類:名古屋〜東京間の乗車券・自由席特急券(計 10,360円)
2.処分等
事実関係を詳細に把握した後、平成26年9月25日に解雇いたしました。
3.再発防止策
社員が鉄道業従事者としてふさわしい規範意識を持つよう、社員教育を再度徹底するとともに、今回の事象を踏まえて
乗車券類用の原紙の管理方法を見直してまいります。
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