ニュースリリース

　東海道新幹線の乗換改札機において、運賃過収受の発生したケースのあることが判明しました。

 

１． 概要

　東京駅、品川駅の東海道新幹線の乗換改札機において、「こだま都区内・りんかいフリーきっぷ」（※）のおかえり用のきっぷを投入後、ＴＯＩＣＡ等の在来線用のＩＣカードをタッチされた際、乗換改札機では運賃を収受せずに駅係員が精算を行うべきところ、　ＩＣカードで乗車された駅から乗換改札機の設置駅までの運賃を収受していました。

 

※「こだま都区内・りんかいフリーきっぷ」

小田原駅・熱海駅から、東京駅・品川駅までの往復は、「ひかり」「こだま」の自由席をご利用、都区内などのフリーエリア内は乗り降り自由となるき　っぷです。（フリーエリアは別紙参照）

 

（例：舞浜駅から東京駅を経由し新幹線で小田原駅におかえりの場合）

舞浜駅からフリーエリアの入口となる葛西臨海公園駅までの運賃１３０円を精算すべきところ、舞浜駅から東京駅までの運賃２１０円を収受していました。

 

この不具合は、お客様から申告があり、状況を調査した結果、判明したものです。

 

２． 原因等

平成２２年２月３日以降に順次実施した新幹線乗換改札機の改修において、プログラムの設定誤りがあったため。

※平成２２年３月８日に当該乗換改札機の設定を正しいものに修正済です。

 

３． 運賃過収受の実績

平成２２年２月３日〜平成２２年３月８日の期間における、上記１の運賃過収受の件数は１５０件で、運賃過収受額は合計２５，７５０円です。

 

４． 今後の対応について

　お心当たりのあるお客様からのお問い合わせは、ＪＲ東海テレフォンセンター　（０５０−３７７２−３９１０　６時〜２４時）にて承り、ＩＣカードのご利用実績を確認させていただいた上、差額の払い戻しをいたします。

 

関係のお客様にご迷惑をお掛けいたしましたことをお詫び申し上げます。