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2010.04.26「構造物三軸繰返し試験装置」の導入について

当社では、橋脚などの鉄道構造物の保有耐力の把握や健全度の評価について、これまでは数値解析や縮小模型試験体での試験結果を用いて行ってきました。
構造物の状態をより正確に把握し、実物大の構造物を用いた試験ができる「構造物三軸繰返し試験装置」を「小牧研究施設」に設置し、本年3月より稼働を始めました。これにより、構造物の適切な管理等に努め、より一層の鉄道の安全性・効率性を高めていきます。
 
1.導入目的
 実物大の試験を行うことにより、以下のような具体的なテーマ等について、確実な解決方法等を検討する。
(1)構造物を新設する際に高性能で低コストな設計を行う。
(2)耐震補強の方法として必要な部分のみ補強するなど安全でかつ低コストな仕様を検討する。
(3)現在の構造物の健全性を正確に把握して、補修や補強の必要性ならびに方法を検討する。
 
2.装置概要(別紙参照)
(1)本装置は、反力床と2つの反力壁から構成されます。
(2)試験体を反力床に固定したうえで、試験体と反力壁の間に油圧ジャッキを挿入し水平2方向から、また載荷用治具を組むことで、鉛直方向からも試験体にいろいろな方向から繰り返し力を加えることができ、しかもさまざまな形の構造物の試験が可能です。
(3)装置仕様等
  大  き  さ:床面(幅)8m × (奥行)7m × 壁(高さ)10m
  最大載荷荷重:500t
  材     質:プレストレストコンクリート(PC)
  工  事  費:約3億円
 
3.その他の効果
実物大の模型試験を繰返し行い多くのデータを蓄積することで、数値解析手法の改良を行います。
 

※詳細は別紙をご覧下さい。
「構造物三軸繰返し試験装置の導入」 ( 402KB / PDFファイル)

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