2010.11.24【社長会見】「東海道新幹線総合事故復旧訓練」の実施について
JR東海では会社発足以来、万一の災害や事故に備え「総合事故復旧訓練」を毎年実施しております。(※平成16年は台風の接近により中止しています。)
今年も下記の要領で訓練を行い、事故発生時の連絡協調体制と事故復旧即応体制の充実、併せて協力会社を含めた関係社員の技術力向上と若手社員への技術継承を図ります。
1.日 時
平成22年12月 1日(水)9時45分〜16時30分
2.場 所
三島車両所
(住所:静岡県駿東郡長泉町下土狩)
3.参加人員
約1000名
4.訓練項目
訓練は計27項目について実施します。(今回初の訓練は6項目です)
そのうち、主な訓練項目は次の通りです。
(1)新幹線車両の脱線復旧訓練
脱線した新幹線車両(700系)を、脱線復旧装置を使用して載線(線路に載せる)する訓練を行う。
(2)保守用車の脱線復旧訓練【今回初】
大型保守用車のバラスト整理車が脱線したことを想定し、脱線復旧装置を使用して載線する訓練を行う。
(3)旅客移乗訓練【今回初】
長時間抑止、運行不能となった事態を想定し、隣接線路に停車している車両へ渡り板を取りつけてお客様に移乗していただく訓練を行う。
(4)長時間停電時換気訓練【今回初】
長時間の停電を想定し、車内換気等の訓練を行う。
(5)がいし取替訓練
地震時にがいしが損傷したことを想定し、取替作業を実施する。
※詳細は別紙をご覧下さい。
「別紙)訓練内容詳細」 ( 197kb / PDFファイル)
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