ニュースリリース

当社では、首都圏における関西への誘致策として「そうだ　京都、行こう。」キャンペーンと、本年の平城遷都１３００年を見据え、奈良の魅力を紹介する「うまし　うるわし　奈良」キャンペーンを展開してきました。これまでの奈良キャンペーンの展開と平城遷都１３００年を迎えた本年の取組みは下記の通りです。

 

 

１．「うまし　うるわし　奈良」キャンペーンの展開

 

建造物や仏像、伝統行事など、今もなお豊かな歴史や文化をそのままの姿で残す奈良ならではの魅力を訴求し、首都圏を中心に奈良への観光需要の創出に取り組んでいます。

 

　実施年　　　　　取り上げた寺社

平成１７年　　１０月「東大寺篇」

平成１８年　　　５月「薬師寺篇」・１２月「法隆寺篇」

平成１９年　　　４月「興福寺篇」・１２月「西大寺篇」

平成２０年　　　４月「春日大社篇」・１１月「室生寺篇」

平成２１年　　　４月「飛鳥篇」

平成２２年　　　１月「平城京篇」・５月「唐招提寺篇」

 

 

２． 平城遷都１３００年の本年の取組み

 

平城遷都１３００年という記念すべき年を迎え、１月に平城京篇、５月に唐招提寺篇のキャンペーン展開をテレビ・雑誌・交通広告を中心に行い、９月には地元で開催される特別公開の情報をポスター等で訴求しました。

 

地元では、大極殿の復元、古代行事の再現（蹴鞠(けまり)、曲水の宴(ごくすいのえん)、相撲節会(すまいのせちえ)、騎射(うまゆみ)、射礼(じゃらい)、伎楽(ぎがく)等）、遣唐使船復原展示、５０ヶ所を超える社寺での秘宝・秘仏特別公開等が行われ、これらのイベントに連動し、各旅行会社のご協力のもと、首都圏発→奈良向けの商品ラインナップを充実させ、新幹線で行く奈良の旅を提案しました。

 

「平城遷都１３００年」の取り組みの成果が出て、今年度上期の奈良向け旅行商品の販売実績は、対前年比３５０％（ＪＴＢ、日本旅行、近畿日本ツーリスト、ジェイアール東海ツアーズ４社計）となりました。