2011.11.21東海道線における信号違反について
1、概況
本日、11月21日(月)9時01分頃、西小坂井駅構内の野地踏切の踏切支障報知装置(非常ボタン)が扱われました。
このため、当該踏切の特殊信号発光機が停止信号を表示しましたが、上り新快速列車(関ケ原駅7:18発、浜松駅9:44着、8両編成、乗車約200名)は、停止することなく時速約60キロメートルで通過したことが判明しました。
なお、踏切は遮断機が降りた状態で、踏切内に支障物はありませんでした。
2、原因
運転士は当該踏切の特殊信号発光機の停止信号を確認していたが、指令からの「現場に係員が立ち入るため注意して走行するように」との情報を、当該踏切を「注意して通過してよい」と誤認したため。
3、その他
・運転士は踏切を通過する際、速度を落とし注意して運転をしていました。
・踏切通行者及び列車に乗車していたお客様にお怪我はありません。
・踏切支障報知装置が扱われた原因は調査中です。
・発生場所:東海道線 西小坂井駅構内
※西小坂井(にしこざかい)駅:愛知県豊川市伊奈町
※野地(のじ)踏切:愛知県豊川市小坂井町
<参考>
踏切支障報知装置:踏切に異常がある場合、特殊信号発光機に停止信号を表示させるため道路通行者が扱う非常ボタン
特殊信号発光機:踏切に異常がある場合、列車に対して停止信号を表示する装置
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