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2011.11.24【社長会見】東海道新幹線総合事故復旧訓練の実施について

 会社発足以来、万一の災害や事故に備え「総合事故復旧訓練」を毎年実施しております。
(※平成16年は台風の接近により中止しています。)
 今年も下記の要領で訓練を行い、事故発生時の速やかな復旧体制の確立、系統を超えた連携作業の確認および知識の取得、併せて協力会社を含めた社員の技術力向上と若手社員への技術継承を図ります。
 また、JR西日本やJR九州の管理者や現業機関の社員約25名も来られ、技術交流を図ります。
 
1.日時 平成23年12月 7日(水)10時00分〜16時30分
 
2.場所 三島車両所(静岡県駿東郡長泉町下土狩)
 
3.参加人員 約1,100名
 
4.訓練項目(過去最多の32項目、うち今回初の訓練は10項目)
  主な訓練項目は次の通りです。
 (1)お客様を救済するための訓練
  ・避難誘導訓練(列車火災)【今回初】
   列車火災を想定し、お客様の避難誘導と車両間の締切処置の訓練及び車外への避難のための非常
   用脱出はしごの取り扱い訓練を行う。
  ・保守用車を使用した旅客救済訓練【今回初】
   停電等で長時間列車が走行できない場合に、保守用車を使用して乗車しているお客様を救済する訓練を行います。
 (2)地震を想定した訓練
  ・旅客電車(N700系)脱線復旧訓練
   新幹線電車が脱線したことを想定し、横送り装置を使用して載線する訓練を行う。
  ・アルミカート取扱訓練
   地震発生時に線路点検をする際に使用するアルミカートを使用する訓練。本線に列車が止まっていることを想定し、
   上下線間で転線作業も行う。
  ・電車線金具取替訓練【今回初】
   地震により、電車線(架線等)の金具類が損傷したことを想定し取替えを行う。
  ・高架橋柱仮復旧訓練
   地震により高架橋柱が崩壊したことを想定し、ベント組立訓練を行う。なお、狭隘箇所で重機が使用できないことを想定し、
   人力施工の可能な軽量ベントを使用する。
 (3)その他の訓練
  ・衛星通信による画像伝送訓練及び異常時連絡通信手段取扱訓練
   災害等により高架や線路内設備等が損傷した場合を想定し、衛星車を使用した現地画像の伝送訓練を行う。
  ・パンタグラフ応急処置訓練【今回初】
   今回開発した少人数で機材を屋根上に引上げることができるN700系用の新型救援用パンタグラフを使い、
   走行中にパンタグラフが破損したことを想定した訓練を行う。

※詳細は別紙をご覧下さい。
「東海道新幹線総合事故復旧訓練の実施について」 ( 574kb / PDFファイル)

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  • ※ニュースリリースに掲載している情報は、発表日時点のものです。
    現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承、ご注意をお願いいたします。
  • ※一部のニュースリリースについては、一定期間をもって更新・削除をさせていただく場合もあります。
  • ※【社長会見】の記載のあるものは、定例記者会見にてリリースしたものです。
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