2012.05.16【社長会見】名古屋セントラル病院への最新機器の導入等について
名古屋セントラル病院(名古屋市中村区 院長:中尾昭公)は、平成18年7月の開院以来、入院・外来・救急医療、および健診業務を通じ、安全で質が高く、快適でまごころのこもった医療サービスの提供に努めてまいりました。
平成24年度は、より高性能、かつ患者様の負担を減らす最先端医療機器を複数導入するとともに、整形外科の体制を充実させました。
これからも、質の高い医療サービスで地域に貢献してまいります。
1.最先端医療機器の導入 (別紙参照)
-1-乳がん等の早期発見につながる、新型乳腺エコー装置の導入
○特徴
従来の検査では、検査者が必要と判断した断面のみしか撮影できず、また全体を検査するには検査部位を強く
圧迫する痛みを伴う検査が必要でしたが、今回導入するエコー装置は検査部位全体を3Dデータで撮影できるため、
診断の精度が向上し、乳がん等の早期発見につながるとともに、検査部位を強く圧迫することがないため、ほとんど
痛みを感じずに検査することが可能です。
○導入時期
平成24年4月導入(東海地区で初)
-2-検査時の患者様の負担軽減につながる、新型CT装置の導入
○特徴
これまでの装置と比べて、より広い範囲を一度に撮影でき、また撮影スピードがより早い検出器を搭載します。
心臓の代表的な病気である狭心症や心筋梗塞などの検査時に、これまで7〜8秒かかった心臓の撮影を1秒程度に
短縮でき、また一度の撮影で心臓や脳の全体像の撮影が可能となります。これにより検査に必要な造影剤や放射線
被ばくの量を減らすことができるため、患者様の負担が軽減されます。
○導入時期
平成24年5月導入(名古屋市内で初)
※CT:コンピュータ断層撮影(Computed Tomography)の略
-3-脳腫瘍等の早期発見につながる新型MRI装置の導入
○特徴
これまでの装置と比べて、強い磁気を利用して体内を撮影することにより、より細かく精細な撮影が可能となるため、
脳・脊髄の撮影、腫瘍の評価、関節・腹部・骨盤等の診断に高い能力を発揮します。特に頭部で精細な画像が
得られるため、脳腫瘍をはじめ、脳出血や脳梗塞などの脳血管疾患での診断精度の向上が期待できます。
また、撮影の際に患者様が入るトンネルの広さが従来と比べて大きくなる事で、患者様が感じる検査中の圧迫感が
軽減されます。
○導入時期
平成24年4月導入
※なお、これまで使用していたMRI装置(1台)と併せて2台を効率的に運用することで、検査の待ち時間短縮に
努めていきます。
※MRI:磁気共鳴映像法(Magnetic Resonance Imaging)の略
2.整形外科の充実
平成24年4月から整形外科医師を常勤化して配置し、手術や入院治療を行うことができる態勢としました。
・地域の連携医からの紹介患者様も積極的に受け入れることが可能となり、更なる地域医療への貢献を図ります。
・特に、関節リウマチ、変形性関節症、脊椎変性疾患、手の外科、骨粗鬆症の診断や、人工関節手術や
脊椎外科手術の実施態勢が強化されます。
[ご参考]
名古屋セントラル病院の特徴
・22診療科198床(全室個室)の急性期病院で、救急医療も実施
・数多くの先端医療機器を導入
・人間ドックセンターも運営し、予防医療にも注力
※詳細は別紙をご覧下さい。
「名古屋セントラル病院への最新機器の導入等について」 ( 391kb / PDFファイル)
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