2012.07.25【社長会見】N700Aのデザインについて
当社では、東海道新幹線の一層の安全安定輸送の確保と省エネルギー化を推進するため、N700系以降の技術開発成果を採用した、N700A(N700系1000番代)を製作しており、平成24年8月には最初の編成が完成します。
今後は、平成25年2月の営業運転開始に向けた試験走行等の準備を進めますが、それに先立ち、車両シンボルマーク、インテリアデザインを決定しましたのでお知らせします。
1.車両シンボルマーク(別紙1)
N700系からの進化を意味する「Advanced」の頭文字「A」を東海道新幹線のシンボルである青帯に力強く一体化させ、
N700Aの先進性を表現しています。
2.インテリアデザイン(別紙2)
グリーン車、普通車とも、お客様からご好評いただいているN700系のインテリアを継承しながら、座席モケットのデザインを変更し、
グリーン車ではより落着きを持たせた車内に、普通車では明るく開放感のある車内にしています。
○グリーン車座席
従来の茶色をベースにした生地を霞(かすみ)模様に織ることで、より落ち着きのある上質な車内を演出しています。
○普通車座席
従来の青色をベースにした生地を流れ模様に織ることで、明るく開放感のある車内を演出しています。
○シートのクッション素材には、日本の新幹線として初めて100%リサイクル可能なポリエステルを採用します。
○トイレ、洗面室の照明にはLEDを採用し、また、それに調光機能を持たせるなどして、車内の照明電力を
N700系に比べ約20%削減しています。
※詳細は別紙をご覧下さい。
「N700Aのデザインについて」 ( 270kb / PDFファイル)
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