2013.03.23桑名駅における自動改札機設定誤りについて
本日、関西線桑名駅において、自動改札機の設定誤りにより、TOICAなどの交通系ICカードをご利用の一部のお客様が
自動改札機で入場できない事象がありました。
1.発生日時 平成25年3月23日(土) 5:20〜11:16
2.発生箇所 関西線 桑名駅 東口改札(三重県桑名市)
3.概要
カード残額が10円未満のTOICAなどの交通系ICカードを利用して、上記時間帯に桑名駅東口自動改札機(全5通路)から
入場しようとしたお客様(計119名)が、改札内へ入場できませんでした。このため、駅係員がお客さまお持ちのカード券面を
確認した上で、有人改札通路をお通りいただきました。
その後、改札機の設定修正作業を行い、11:16、正常に復旧しました。
4.原因
本日サービス開始した交通系ICカードによる全国相互利用開始に伴い当該改札機の設定を変更しましたが、その際に
桑名駅のみで実施する特殊設定を行わなかったためです。
(参考)
・桑名駅は、近鉄との共同使用駅であり、東口改札はJR東海が、西口改札は近鉄が管理しています。改札内に両社の
境目がない特殊な駅であり、JRか近鉄のきっぷを持っていれば、どちらの改札からでも入出場できます。
・改札機では、入場時にICカードの最低チャージ残額チェックを実施しており、その額はICカードご利用エリアごとに
異なります。
◆PiTaPaエリア(近鉄線)では入場時に10円以上のチャージ残額が必要
◆TOICAエリア(JR線)ではチャージ残額が0円でも入場可能
・そのため桑名駅ではPiTaPa、TOICA双方のエリアに対応する必要があり、全国相互利用開始に伴う改札機の設定
変更の中で、「チャージ残額0円で改札入場できる」という特殊な設定を行う必要がありましたが、今回これを行い
ませんでした。
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