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2013.06.27【社長会見】東海道新幹線トンネル覆工撮影装置の更新取替について

 新幹線のトンネルにつきましては、全線にわたり、1週間に1回の目視検査のほか、2年に1回、至近距離からの目視及び打音による全般検査を実施しており、必要な場合には適宜修繕を実施しております。
 さらに、この全般検査に加えて、当社独自の検査項目として、平成13年から、「トンネル覆工撮影車」を導入し、2年に1回の頻度でトンネル覆工表面を全断面、全線にわたり写真撮影し、事務所内で詳しく画像を調べて変状発生の有無や進み具合を検査しております。
 このたび、「トンネル覆工撮影車」導入から12年が経ったため、機能を向上した新しい撮影装置に取替えることとしましたので、お知らせいたします。

1.新しい撮影装置の特徴

カメラを高解像度化(3千画素→900万画素)するとともに、撮影時に使用する照明の明るさを向上
 (2万5千ルクス→3万ルクス)することで、0.5mm程度の微細なひび割れ幅でも鮮明に確認できます。
 (現在は、1mm程度まで確認可能)【別紙 図1 参照】

・撮影した画像データを、画面上で、過去の同一箇所の撮影画像と重ね合わせることにより、ひび割れなど
 の新たな発生の有無や進み具合を、一目で確認できます。
 (現在は、写真の目視確認)【別紙 図2 参照】

・一度に撮影できる範囲を広げ、上下線を同時に撮影することで、検査効率が向上します。
 (現在は、片線ずつの半断面撮影)【別紙 図3 参照】 

2.導入予定時期

 
平成26年2月

3.投資額(概算)

 
約2億円

※詳細は別紙をご覧下さい。
「東海道新幹線トンネル覆工撮影装置の更新取替について」 ( 328kb / PDFファイル)

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  • ※ニュースリリースに掲載している情報は、発表日時点のものです。
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  • ※【社長会見】の記載のあるものは、定例記者会見にてリリースしたものです。
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