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2009.07.28定例社長会見(平成21年7月・東京)

■新横浜駅ホーム可動柵の取替について
 
このたび、新横浜駅のホームの可動柵を取替えることに併せて、設置位置をホーム端に近づけることにより、ホームの有効面積を拡大し、お客様にご利用いただきやすい駅ホームとしますので、お知らせします。
 
新横浜駅は島式2面のホームがあり、通過列車のある2番線、3番線には、可動式のホーム柵を設置し、反対側の1番線、4番線ホームには固定柵を設置しています。
 
新横浜駅ご利用のお客様は着実に増加するのにあわせて停車本数も増やしてきました。平成20年3月のダイヤ改正では、すべての営業列車を停車させるようにしました。
 
このうち可動柵は、昭和60年に設置され、24年が経過しており、今回、安全機能を充実し、メンテナンス性にも優れた最新の可動柵に取り替えを行います。
 
現在の可動柵は、高速の通過列車の風圧等を考慮してホームの端から約2.4mの位置に設置されていますが、現在ではすべての営業列車を停車することとなったため、今回の取替を行う際には、ホームから約0.7mの位置に設置します。ホーム幅は約1.7m広がることになります。
 
また、ホームの幅が1.7m拡幅されることにより、ホームの柵と柵との間の面積であるホームの有効面積が約2200uから約2900uと、およそ3割拡張することができます。
 
これによって、ホーム上で列車をお待ちになるお客様の混雑解消や、現行の可動柵が階段に接近しているなどして、通路が狭い箇所が解消され、お客様にはご利用いただきやすい駅ホームとすることができます。
 
なお、11号車付近ついてはほぼ現状位置となっていますが、これは11号車東京方の扉の位置が300系と、700系・N700系では異なるため、当面の間は、ほぼ現在の位置とし、お客様の乗り降りにご不便をおかけしないようにするものであります。
 
工事については現在準備を進めているところでありますが、使用開始時期については、上り線2番ホームが来年の3月、下り線の3番ホームについては7月を予定しています。
 
工事費は約11億円です。
  
詳細はこちらをご覧ください。  http://jr-central.co.jp/news/release/nws000350.html
 
 
 
■リニア実用技術評価委員会・総合技術評価へのコメント
 
本日午前に、国土交通省の超電導磁気浮上式鉄道実用技術評価委員会が開催され、超電導リニアに対しての総合技術評価をいただきましたので、それを受けてのお話させていただきます。
 
超電導リニアの技術については、平成17年3月の評価委員会において「実用化の基盤技術が確立したと判断できる」との評価がなされておりますが、その後、概ね5年間の技術開発・試験走行を通じて技術のブラッシュアップを図ってまいりました。
 
平成17年度以降の成果については今年に入ってから3回にわたり評価委員会において議論がなされてきましたが、今回は、この間の議論の結果を踏まえて、超電導リニアの実用化技術確立の見通しについての評価を行うために開催されたものです。
  
今回の委員会において、超電導リニアの「営業線に必要となる技術が網羅的、体系的に整備され、今後詳細な営業線仕様や技術基準等の策定を具体的に進めることが可能となった」と評価をいただきました。
 
今後、現在調査指示を受けている4項目調査のうちの「施設及び車両の技術の開発に関する事項」について、今回の評価を受け、当社の超電導リニアの技術が現時点で既に営業運転に支障のないレベルに到達しているということで、調査報告書をまとめあげていくこととしたいと考えております。
 
詳細はこちらをご覧ください。   http://jr-central.co.jp/news/release/nws000352.html
 
 

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  • ※【社長会見】の記載のあるものは、定例記者会見にてリリースしたものです。
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