2010.09.08車両部品落失について
１．発見日時
平成２２年９月７日（火） １２時２０分頃
２．場所
ＪＲ東海 東京交番検査車両所（住所：東京都品川区八潮）
３．概況
・東京交番検査車両所にて、検修作業中に３００系Ｊ５４編成（１６両編成）５号車Ｎｏ．２台車のＮｏ．６軸箱の前蓋用ストッパ、取付ボルト２本（うち１本については、車両床下フサギ板内にて拾得）、座金２枚が無くなっていることが発見されました。
・前蓋用ストッパは、３００系において初めてボルスタレス台車を導入するにあたり、台車枠に対して軸箱の左右方向（車軸方向）の変位を抑制するため、念のために台車枠に取り付けられたものです。
・３００系の運行実績により、前蓋用ストッパは必要ないことが判明したため、７００系、Ｎ７００系にはこの部品は搭載されておりません。
・なお、落失した部品は現在発見されておりません。
＜前蓋用ストッパ＞ 横105mm×縦36mm×厚さ19mm、重さ 約500ｇ、鋼製
４．原因
前蓋用ストッパ取付ボルトの締結不良（推定）
・前蓋用ストッパは通常取り外すものではありませんが、平成２２年４月、台車検査時に使用する「台車組立装置」の調整作業に当該の台車を使用し、一時的に前蓋用ストッパを取り外し・取り付けをしたものです。
・この作業は、当該の台車でのみ実施しています。
５．その他
現在、念のため３００系全編成（ＪＲ東海所属２０編成、ＪＲ西日本所属９編成）の点検を実施しております
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「車両部品落失について」 ( 95kb / PDFファイル)
「別紙」 ( 119kb / PDFファイル)
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