2010.10.01東海道新幹線・豊橋駅ホームの窓ガラスひび割れについて
1.発生日時
平成22年9月30日(木) 11時40分頃
2.場所
東海道新幹線 豊橋駅(愛知県豊橋市花田町)
下り13番線ホーム 1号車のりば付近
3.概況
・9月30日12時15分頃、東海道新幹線・豊橋駅構内を巡回していた駅係員が、下りホーム1号車のりば付近の窓ガラスのひび割れを見つけ、当該ガラス下部にステンレス鋼板が落ちているのを発見しました。(別紙1)
・調査の結果、下りホーム端から約30m名古屋側の上り線のスラブ軌道のレールの下に取付けられているステンレス鋼板が飛んだものと判明しました。(別紙2)
・ステンレス鋼板は、スラブ軌道等において温度変化に伴うレールの縦方向の伸縮をスムーズに行わせる目的で設置されています。(別紙3)
・ステンレス鋼板を使用し、折損によって同様の事象が発生する可能性のある高速区間は、豊橋駅のスラブ軌道(50m)、小田原付近の直結軌道※(530m)の区間のみです。
※スラブ軌道:構造物の上にスラブ板を設置して、レールを締結する方式。
※直結軌道:コンクリート構造物に直接レールを締結する方式。
(通常のバラスト軌道ではステンレス鋼板は使用していません。)
・なお、発生した時刻(11時40分頃)には、1号車先頭部付近にはお客様はいらっしゃいませんでした。
4.原因
・ステンレス鋼板がレールの下から脱落し、その後の通過列車によって巻き上げられ、車両に接触して飛び、窓ガラスに当たったものと推定。
5.その他
・夜間から本日早朝にかけ、豊橋駅50m、小田原付近530mに設置されている約2300枚の緊急点検を行った結果、豊橋駅で、4枚に同様の故障があり更換を実施しました。
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「別紙」 ( 233kb / PDFファイル)
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