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2014.04.23「中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価書」の作成及び送付について

 今般、当社は、「中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価書」(以下「評価書」といいます。)を作成し、本日、国土交通大臣に送付しました。中央新幹線の事業の実施にあたっては、環境の保全に十分配慮して計画を進めることが重要であり、当社は、責任ある建設主体として、できる限り環境影響の回避または低減を図っていく考えです。
 なお、評価書は当社ホームページでも公開します。

1.環境審査会等および知事意見への対応
  ・ 当社は、中央新幹線について、整備新幹線や最新の他の環境影響評価事例に拠ることはもとより、山梨リニア実験線の
   知見を踏まえ、磁界などの中央新幹線に特有の事項を付け加えて幅広く環境影響評価項目を設定し、確立された最新の
   手法を積極的に取り入れて環境影響評価を進め、準備書を作成し、平成25 年9 月に公告しました。
  
  ・ 同年10 月以降、合計68 回開催された沿線都県市の環境審査会等において、準備書に対して十分にご審議をいただきました。
   個々の委員のご専門分野の各論に関する数多くのご質問もいただきましたが、当社は、より分かりやすい資料の提供や回答
   を行うなど、誠実かつ的確な対応に努めてきました。また、こうした環境審査会等での議論を踏まえ、並行して評価書作成の
   準備を進めてまいりました。

  ・ 環境審査会等を経ておまとめいただいた知事意見の600 件を超える項目の一つ一つについて、十分な検討を行い、また、
   それ以外の直接当社に寄せられた意見にも検討を加え、準備書を一部修正して、「知事意見に対する事業者見解」として掲載
   しています。

  ・ なお、いただいた意見の一部には、審査会では議論がなされなかった、一般の環境影響評価では行われていないようなレベル
   での予測の再検討や、現実的ではない大量の予測地点の追加を求められるような内容もありましたが、意見を取りまとめた
   環境部局のご担当者の意図を十分汲み取るよう努め当社の考えを記載しています。


2.評価書の作成のポイント
  (1) よりご理解いただきやすいよう具体的説明に加え、図表や資料を追加し、分かりやすく記載

  (2) 予測評価の前提とした工事計画や施設計画を具体的に記載

  (3) 事業開始後に実施する「事後調査」・「モニタリング」について具体的に記載

  (4) 発生土の活用の基本的な進め方と新たに発生土置き場を設置する場合の環境保全についての方法を具体的に記載


3.今後の手続き
  ・ 国土交通大臣の意見を、送付した本日から90 日以内にいただきます。意見を踏まえ、評価書を補正し、国土交通大臣に送付
   するとともに、関係都県知事及び関係市区町村長に送付します。

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  • ※ニュースリリースに掲載している情報は、発表日時点のものです。
    現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承、ご注意をお願いいたします。
  • ※一部のニュースリリースについては、一定期間をもって更新・削除をさせていただく場合もあります。
  • ※【社長会見】の記載のあるものは、定例記者会見にてリリースしたものです。
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